FX審査

FX口座開設時の審査

FX証拠金担保とする信用取引であるという性質上、FX口座の開設時に個人の信用力を問う審査を受けることになります。審査といってもとても簡易的なものなので重く考える必要はないでしょう。

個人情報

基本的に年齢制限があるので特に高齢者の方は事前に調べておきましょう。原則としては満20歳からですが、中には満18歳からOKなFX商品もあります。ここはマイナンバーの提示が必要である以上、ウソ偽りなく正確に記入するほかありません。また、誤入力があっては通らないのでしっかり確認しましょう。

仮に他人名義で開設できたとしても、バレた時には名義を貸した人と併せて罪に問われる可能性があります。

 

職業

ほとんどのFX会社は選択形式を採っています。

  • 会社員
  • 自営業
  • パート・アルバイト
  • 主婦・主夫
  • 学生
  • 無職  …etc

などの項目がありますが、ここでは‘職がある,か‘職が無い,かの2パターンを基準にお話します。

 

職がある,と答えた方は、勤務先の情報を入力しなければなりません。勤務先に在職確認の連絡がいくことは無いのですが、入力した情報に不備や矛盾があったりすると、本人の携帯やPCに確認の連絡が行くことはあります。ここで連絡が取れないと自宅や勤務先に連絡が行く恐れも生じるので、困る人はやはり入力ミスの無いように気を付けなければなりません

 

由緒正しく歴史ある証券グループ系のFX会社や、よっぽど厳格なFX会社でもない限り、仕事の内容やその職種の平均的な給与などは問題としないでしょう。主婦のパート、学生のアルバイトなどの低収入な職であっても、勤務先の情報がしっかり入っていればまず大丈夫です。

 

但し、同業者は一発アウトです。他の金融商品を扱う生業の方も、勤務先の内規や協会の規則を確認したほうが良いです。

 

職が無い,と答えただけでアウトなFX会社は少なからず存在しますが、最近では資産さえあればOKという会社が増えてきています。

 

職が無い,と答えた専業主婦や学生や高齢者の方でも、‘職がある,配偶者や親もしくは子がスポンサーとなればOKなFX会社も多いです。その場合はスポンサーの勤務先や学校の情報を訊かれるパターンがあります。 

職が無い,方が、入念に勤め先などを偽装したところで、後からボロが出た時のほうが面倒です。ハナから「無職でもOK」というFX会社を求めて、手あたり次第に申し込む方がよっぽど楽ではないかと思います。

ちなみに‘個人投資家,という職業を認めるFX会社も存在しますよ。

 

財務情報

ここでは年収・金融資産・投資可能額・初回入金額などを訊かれます。 
ここでもおおよそ選択形式を採っています。選択肢は「○円以上」「○円〜○円」「○円以下」などです。一番最低額を選択すれば、審査に落ちる可能性が若干膨らみます。
自己申告だからチョットくらい色付けしても…」という方を筆者が止める術はございません。
ちなみに初回入金額の予定については、最低金額からでも何ら問題はありません。

 

但し、気を付けなければならない点はあります。それは保有資産に対しての、投資予定資金の占める割合です。

 

例えば100万円の資産があり、内10万円を投資資金に充てたとします。思わぬ損失で投資資金が0円になる、さらには多少の負債ができたとしても、残りの90万円から補填できるし、全く生活できなくなるわけでもありません。

保有資産がより大きく、投資資金との差が広ければ広いほどFX会社は安心できる
といったわけです。逆にこの差が狭ければ狭いほど、「この人は損失のリスクを理解していないのでは?」とFX会社に敬遠されるかもしれません。 

参考になれば程度ですが、筆者は月々の生活費の最低でも3ヶ月分は常に確保した上 での投資活動がラインだと思っています。何らかの事情で突発的に職を失ったとして、新たな職に就くのに頑張っても1ヶ月、給料が入るのは翌月、しかもそれまでの月収を下回る可能性が高い、ともすれば3ヶ月目の生活が苦しくなる、といった流れが推測されるからです。FX会社は客に資産を増やして欲しいと願えど、生活の面倒は見てくれません

 

投資に関して
ここでは投資目的・投資方法・投資方針などを訊かれます。

様々な運用法から選択する形を採っていますが、要は短期的な売買の繰り返しでの売買差益を狙うのか、長期的な資産運用が目的なのかの2択のようなものです。

 

資産と投資予定資金が豊富な方は、どれを選択しても問題ありませんが、資産や投資資金の少ない方が長期的な運用を選んでも二束三文にもならないと思われます。矛盾しそうなのはその部分ぐらいです。

 

資産や投資金が潤沢で投資経験が無いのは大して問題ではありませんが、投資経験が無いにも拘らず、資産が極端に少なかったり、資産と投資予定資金との割合が狭かったりすると、射幸心のみで計画性が無いと判断されるかもしれません

 

また大抵はこの辺りで‘当社を選ぶきっかけは?,という選択項目がありますが、資産の少ない人が‘キャンペーン,と答えるのは好ましくないかなというぐらいです。

 

まとめ

総じて、FX会社はこれらの「審査」において、

  • 資産と投資資金の継続性
  • 一連の申告が一貫としていて矛盾が無いか

という点に着目しています。

 

要は「自己申告」に矛盾が無く、「生活に困ることは無い」と答えてしまえば、ツッコミどころも無いし、審査で落とす理由もないということです。

 

また、これらの審査を違う視点でひも解けば、FX会社が「自己申告」を基に審査する別の側面は、個人の信用情報を別の手段で調べることに意味が無いということです。
余計なプライバシーに触れる恐れのある調査などリスキーかつ無駄にコストがかかります。

 

さらに付け加えれば、「自己申告」=「自己責任である」と客側に認識させる形にもなります。

 

長々と解説してきましたが、「ウソついたら針千本飲まさーれる」のは自分でしょうし、「勝てば官軍、負ければ(バレれば)賊軍」なんて名言も。


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